タイトルの通り、若いうちはたくさん失敗すべきだと考えています。
人はさまざまな経験をすることで必然的に成功体験や失敗体験を積み重ねていきます。失敗の内容や度合いによっては許さないものもありますが、大半の失敗は許してもらえます。
例えば、子どもの頃に野球をしていて窓ガラスを割ってしまったり、おねしょしてしまったり、テストで悪い点を取ってしまったとしても許してもらえたと思います。
こうした失敗の経験を経て人間は成長します。
若いうちの失敗は許してもらえる
先ほどは子どもの頃の話を例として出しましたが、社会に出てもそう大きくは変わりません。
若手社員が仕事で失敗して怒られることはあっても大抵の場合は許してもらえるはずです。というのも、自分より年齢が上の社員にも同じように若手の頃に失敗した経験があるはずだからです。
もしかしたら、全く失敗のない人生を歩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、それはごくごく少数でしょう。
多くの方は大なり小なり失敗をしているはずです。そして、その失敗を糧にして現在の自分があることを分かっています。
「若い時の苦労は買ってでもしろ。」という言葉とニュアンス的には大きく変わりません。
人が成長するには自分を見つめなおして、良いところはさらに伸ばし、改善すべき点は改善することが必要です。
失敗は目を背けやすい弱点が洗い出せる良い機会なのです。
年齢を重ねると失敗の重みが大きくなる
すべてがそうだと言いませんが、多くの場合、若い時分より年齢を重ねてからの失敗は失敗の重みが大きくなります。
というのも、結婚により家庭を築いたり、会社では役職を任されるなど社会的な地位が往々にして高くなります。そしてその結果、1つの失敗が自分だけではなく家族や会社の同僚にまで影響する可能性があるからです。
だからこそ、「若い時の苦労は買ってでもしろ」というわけです。
自分の糧になる失敗とは
とはいえ、やみくもに失敗すればいいわけではありません。
自分の糧になる失敗とは、自分のスキルよりもストレッチした目標に対してアプローチした場合に限ります。
目標の難易度を上げていけばいくほど、難しく、お金も掛かります。そのため後で振り返った時に貴重な経験になります。この失敗は、今後何か厳しい状況に追い込まれた時に心の支えになります。
サラリーマンがチャレンジして失敗しても、普通に仕事をしていれば責任は問われません。
一見、下手に困難な案件に手を出して失敗すると評価が下がるのではないか?と思いがちですが、逆であると考えます。
積極的に取り組んで信頼を得よう

私にも部下がおりますが、消極的な部下よりも、失敗しながらでも積極的にチャレンジしてスキルを積み上げてくれる部下の方が信頼がおけます。
言い方は悪いかもしれませんが、このような失敗を行うためにも、自分から積極的に困難な仕事に手を挙げる姿勢が大切です。
仕事で命まで取られる事はありません!恐れずにやってみましょう!!