人間は無意識のうちにまばたきを行なっています。
この記事を読んで頂いているあなたもすでにまばたきをされていませんか?
私も記事を書きながらまばたきをしています。
状況によって異なってきますが、1分間のまばたきの回数は次のように言われています。
- 子ども 5〜18回程度
- 成人男性 20回程度
- 成人女性 15回程度
1回のまばたきは約0.3秒と言われています。
つまり、単純に計算すると成人男性である私が1日18時間活動(6時間睡眠)した場合、まばたきを28,800回行い、2時間24分(144分=8640秒)をまばたきに費やす計算になります。
これを1年間続けると、
- 回数:10,512,000回
- 時間:876時間=36.5日
をまばたきしていることになります。
「まばたき」の役割とは
一言でまばたきと言っても、3つの種類に分類されます。
- 周期性まばたき
- 反射性まばたき
- 随意的まばたき
周期性まばたき
周期性まばたきとは、無意識にしているまばたきのことを指します。
- 涙液を涙道へ流す
- 角膜を清潔に保つ
- 房水の流れを円滑にする
これらの役割を担っています。
先ほど1日のうち2時間24分をまばたきに費やすということを書きましたが、この周期まばたきのみをカウントしています。
これから説明する「反射性まばたき」・「随意的まばたき」を含めると、もっとまばたきをしていることになります。
反射性まばたき
目に光が差し込んだり、自分に向かってボールが飛んできた時に反射的に目を閉じてしまうまばたきを反射性まばたきと呼びます。
随意的まばたき

ウインクなどを意識的に行うまばたきを随意的まばたきと呼びます。
PCとスマホ操作時に「まばたき」を!
現代人はPCやスマホを操作する時間が増えています。
あまりに操作に集中すればするほど目の乾燥を感じることはありませんか?
先ほど申し上げたように、まばたきには目の乾燥を防ぎ、清潔に保つ効果があります。
まばたきの回数が少ないとこれらの効果が得られずに、目の表面が乾燥して傷ついてしまったり、「ドライアイ」になってしまいます。
PCやスマホを操作する時には自然な「まばたき」を意識してみてください。
最初は忘れてしまうこともあるのですが、慣れると何も考えずに自然なまばたきが出来るようになります。
個人的な感想になりますが、休職明けからずっとまばたきを意識していたところ、目の疲れを感じることもなくなりました。
手軽に試せるので、気になった方はぜひお試しください。