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クールビズで暑い季節も快適に過ごそう!室温28℃の正しい意味はご存知ですか?

導入当初は多少なり違和感のあったクールビズですが、ここ数年はすっかり定着しました。

環境省の調査結果によるとクールビズという言葉の認知率は90%を越えているのだそうです。

クールビズの期間は終了しましたが、東京は昨日に引き続き本日も暑い日となりましたので、あえてここでクールビズについて記事を書いていこうと思います。

クールビズとは

クールビズとは環境省が行っている仕事場の冷房時の室内温度を28℃に設定しても涼しく働けるような装いをしよう!という取り組みのことです。

2005年から実施されているこの取り組みは今年(2018年)で13年目となりました。2012年からはより軽装を認める「スーパークールビズ」なる取り組みも行われています。

冷房の設定温度28℃は間違い

よくある勘違いが「室温28℃」を「冷房設定温度28℃」と認識されているケースです。

2017/06/02~2017/06/05に行われた全国20代〜60代の男女1342名を対象にした調査では、正確にクールビズの目標としている温度を認識されていたのは僅か32.3%という結果が出ています。

出典:環境省HP

クールビズという言葉の認知率が90%という事を鑑みると、内容についての理解が追いついていない現状が浮き彫りになっていますね。

また、年齢が高い方が相対的に認知されていないことにも驚きです。

仮に冷房の設定温度を28℃にしてもオフィスの環境によっては室温が28℃になるとは限りません。物凄く日当たりの良いオフィスと高層ビルに挟まれた低層ビルの日当たりの悪いオフィスでは立地条件だけでも随分と室温が変わります。

オフィスが暑いと感じてしまうのはこのあたりの認識の食い違いが原因かもしれませんね。

設定温度が室温28℃に設定された理由とは

「建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令」及び労働安全衛生法の「事務所衛生基準規則」で定められた室温設定の範囲(17℃以上28℃以下)に基づいて、冷房時の室温28℃として設定されたようです。

「建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令」要約
第2条第1項(建築物環境衛生管理基準)
空気調和設備(空気を浄化し、その温度、湿度及び流量を調整して供給をすることができる設備)を設けている場合は、厚生労働省令で定めるところにより、居室における空気を浄化し、その温度、湿度又は流量を調整し供給すること。

労働安全衛生法の「事務所衛生基準規則」抜粋
第5条第3項(空気調和設備等の調整)
事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が17度以上28度以下及び相対湿度が40%以上70%以下になるように努めなければならない。

出典:環境省HP

クールビズの名前の由来

「涼しい」や「格好いい」という意味のクール(英語:cool)と、仕事や職業の意味を表すビジネス(英語:business)の短縮形ビズ(BIZ)を掛け合わせた造語です。

一般公募で決まった名称であり、2005年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンにも選定されています。

ちなみに流行語の受賞者は小池百合子環境大臣(当時:現東京都知事)です。当時の内閣総理大臣小泉純一郎氏から、「夏場の軽装による冷房の節約」をキャッチフレーズにしたらどうかとアドバイスされて、クールビズを推進されたとのことです。

今も小池百合子都知事は時差Bizを推進しておられますね。

クールビズの服装

2018/10/02現在、以下のように定められています。

業界や企業によってはこれをベースとしてオリジナルのクールビズ規定が存在します。

クールビズの実施期間

当初は6/1~9/30迄と設定されておりましたが、2011/03/11の東日本大震災を契機として5/1~10/31までとなりました。

しかしながら、10月は夏日が少ないという理由から2016年は1ヶ月短縮され、5/1~9/30迄となりました。

業界や企業によっても異なる様ですが、注意しましょう!(ちなみに私の会社は10/31迄クールビズです)

まとめ

今では暑い時期に当たり前になっているクールビズですが、目標とされている室温28℃について正しく理解されていない現状があります。

ポイント

〇室温28℃
×冷房設定温度28℃

若手社員が物申すことはなかなか難しいと思いますが、職場が快適になることは生産性が高まる一因になりうると考えておりますので、「うちの会社間違っている」と思われた場合は提案してみてはいかがでしょうか。

せっかくの取り組みなので環境にやさしく、オシャレも楽しみつつなクールビズを満喫したいものですね。

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