昨年に私も投票させて頂いた「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」の結果が発表されました。
残念ながら今年も会場に足を運ぶことはできませんでしたが、結果や会場の様子などはTwitterで追わせて頂いていました。
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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」とは
投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
引用元:投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018公式サイト
1年に1度開催されているイベントです。
私は資産運用をはじめた2016年から参加させて頂いています。
概要について詳しくは以下の記事に書いています。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」投票結果

有効投票人数241名に選ばれたのは「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」でした。
おめでとうございます^^
第1位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
第2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
第3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
第4位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
第5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
第6位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
第7位 Vanguard Total World Stock ETF(VT)
第8位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
第9位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
第10位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が選ばれた理由
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018公式サイトに選ばれた理由が書かれていますので、要点をまとめてみました。
- コストが業界最低水準
- 業界最低水準コストが継続姿勢
- 信託報酬に影響を与えた
- 純資産が増加している
- 伸びしろ
- 長期資産形成に向いている
- 有言実行
コスト・安定性・運用に対する姿勢が評価されていることが分かります。
アクティブファンドのTOP10入りはなし
毎年TOP10入りしていた「ひふみ投資」が11位となり、TOP10の中にアクティブファンドが1本も入らない結果となりました。
つみたてNISA、iDeCoなどでインデックスファンドのことが知られきたことがきっかけなのかな?と思う一方で、ひふみ投信自体に問題があって投票されなかったのかな。と思っています。
私はインデックス投資家を自称しており、現時点ではアクティブファンドに投資はしていませんが、アンチ・アクティブファンドではありません。
納得できるアクティブファンドがあれば投資したいと思っています。
私が投票した「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は6位入賞
低コストインデックスファンドの登場において厳しい戦いを強いられるかと思いましたが、並み居る強豪の中で6位にランクインしておりました。
【「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」第6位】
毎年上位には低コストファンドが並ぶ中で投票いただいたこと、感謝申し上げます。当社の存在意義を改めて確認いたしました。引き続き皆さまに向けた情報発信をはじめとしたサポート、頑張って参ります!#foy2018https://t.co/uHtIp4GF66— セゾン投信 (@saisonam) 2019年1月15日
投票コメントを見てみると、コスト面では遅れを取っていますが、1本で分散投資が可能であること・運用に対する姿勢・信頼感がとても評価されていることが分かります。
私のコメントも掲載頂いています。
私が当該ファンドを選択した理由は以下4点を継続して運営されているためです。
・これ1本で世界30ヶ国以上に投資出来る
・株式:債券=50:50の比率
・投資哲学がしっかりしている
・バンガード社のインデックスファンドがマザーファンドであり安定している
私は先進国株・新興国株・日本株インデックスファンドへの個別投資とは別にセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを毎月積み立てています。
よほどのことがない限りはこのスタンスは継続していこうと考えています。
最後に
アクティブファンドが1本もTOP10に入らなかったのは少し意外でしたが、それ以外は概ね納得のランキングとなりました。
個人的にはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの検討が嬉しかったですね。
基本的には今の積み立てを継続して資産形成を行っていきたいと思いますが、業界の動向にアンテナを立てて、納得した資産形成を継続していきたいと思います。