携帯のマナーモード。
私は四六時中マナーモードを利用しています。学生時代は携帯電話が出始めだった事もあり、着メロに凝った時期もありました。
今では考えられないと思いますが、初期の頃は単音は当たり前で、楽譜を見ながら自分で着メロを作ったものです。懐かしい。
さて、本題です。
皆さんはスマホや携帯に電話もメールもきてないのに振動していると勘違いされたことはありませんか?
実はこの現象にも名前があります。
『ファントム・バイブレーション・シンドローム』
何かの技の名前みたいですね。
バイブレーション機能に慣れた人であれば誰にでも起こりうる現象で、着信に対して神経質になっている時ほど経験しやすいと言われています。
私自身も仕事の移動中に感じることが多いような気がします。
ファントム・バイブレーション・シンドロームに初めて言及したのはカナダのスティーブン・ギャリティ氏で、その後、行動心理学、認知学などの方面から研究が行われた。その結果、この現象は、人間の脳が携帯電話の着信と振動を学習することで、振動に対して敏感になり、ありもしない振動にも反応するというメカニズムであることが説明づけられた。
最近は電車などの公共交通機関内では、着信音を鳴らさないマナーモードが推奨されており、バイブレーター機能に頼る人が増加している。そのため、バイブレーションに慣れた人々の中には、潜在的なファントム・バイブレーション・シンドロームはかなり多いと予想される。
出典:コトバンク
これも科学技術の発達によってもたらされた産物ですね。