さっそくですが、皆さんは新聞は読まれていますか?
私は日本経済新聞、いわゆる日経新聞を朝の電車で読んでいます。
私の職場では新聞を読まない人をほとんど見かけませんが、プライベートで付き合いのある方には年代に関わらず新聞を読まれていない方が大勢いらっしゃいます。
新聞をわざわざ読まなくてもテレビやネットニュースで情報収集が出来るという話を聞きますが、本当にそれだけで十分なのでしょうか。
今回は、新聞を読むことの重要性について書いていこうと思います。
世の中の人はどのくらい新聞を読んでいるのだろうか?

日本新聞協会の調査結果によると全国の15~79歳に聞いたところ、77.7%が新聞を読んでいるという結果が出たそうです。
日本新聞協会が新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、インターネットの主要5メディアの利用や評価について全国の15~79歳に聞いたところ、77.7%が新聞を読んでいることが15日、分かった。同協会は「依然として、多くの生活者が必要な情報を新聞から得ていることが明らかになった」としている。
調査は2001年以降、隔年で実施し今回で8回目。昨年11~12月に全国の7千人を対象に調査し、54.9%から回答を得た。
出典:日本経済新聞
多くの方に新聞が読まれていることが分かりますね。
新聞を読まない理由は?

何故新聞を読まないのか理由を調べてみました。
新聞通信調査会が2018年1月に発表した「メディアに関する世論調査」によると、新聞を読まない人の理由は次のようになっております。(※有効回答数は3169人。有効回答者の属性は男性1526人・女性1643人、18~19歳63人・20代274人・30代422人・40代567人・50代504人・60代601人・70代以上738人。)
- テレビやインターネットなどの情報で十分(73.7%)
- 新聞をとっていない(44.6%)
- 新聞は高い・お金がかかる(32.3%)
- 新聞を読む習慣がない(21.6%)
- 新聞を読む時間がない(20.4%)
<参考にさせて頂いたサイト>
新聞を読まない理由をさぐる
やはりというべきか、私のまわりで新聞を読んでいない方と同じような理由ですね。同様の調査結果のデータが2009年からありますが、順位に変動はありません。
なぜ新聞を読む必要があるのか?

新聞はテレビやネットと異なって世の中で起きたことが網羅されています。また、新聞の見出しの大きさを見る事で世の中に与える影響の大きさが一目で分ります。
仕事でも新聞の話題に触れる機会は多くあります。
私の会社では朝礼時に日経新聞の気になった記事を日替わりで紹介していく制度があります。その発表に対してリーダークラス以上が1名フィードバックをしています。
他にも商談の場でのアイスブレイクとして新聞の話題を振ったりしています。
新人の中には友達から「新聞読んでいるってすごいね!」と言われている子もいるみたいですが、私には違和感しかありません。
でも、現実はそうなんだな、と最近は思っています。新聞を読んでいることは若い世代にとってはすごいこと、ご年配の世代にとっては当然のことなんです。
つまり、読まないことにデメリットはあっても読むことにデメリットはありません。
まとめ
新聞を読むことで幅広い知識を得られると同時に知識に深みを与える事が出来ます。
もちろん一読しただけでは分らない言葉や出来事もあるでしょう。しかし、これも新聞を読まなければ気づかなった用語や出来事です。
私は分らない用語や言葉はスマホでメモしておき、後ほど調べるようにしています。この生活を10年続けると大方の用語や出来事について理解できるようになってきますのでオススメです。
確かに新聞は安くはありません。新聞代を節約すると月の生活はいくぶんか楽にはなります。
ただ、本当に豊かな生活を送るために新聞は必要経費だと考えています。
もしも、どうしても新聞代を節約したいのであればご家族が購読している新聞のデジタル版に加入してみるのも手かと思います。プラス1,000円を払えば読めます。
それでも料金が気になる・・・という方は楽天証券に口座を開設することをお勧めします。取引がなくても、日経テレコンというサービスを利用して新聞を無料で閲覧することが出来ます。
新聞は誰でも出来る自己投資です。やるかやらないかは皆さん次第です。